Anki英語学習の始め方・使い方完全ガイド|単語を忘れない間隔反復とは

Ankiを使った英語単語学習の始め方から効果的なデッキ設定まで完全解説。忘れる前に復習できる「間隔反復」の仕組みと、TOEIC・英会話・受験に使えるおすすめデッキも紹介。無料で最強の単語管理ができるツールです。

Anki単語学習間隔反復英語アプリ記憶術

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単語帳、挫折したことありません??

僕はあります。3回くらいあります。

「英単語ターゲット1900」「DUO3.0」「TOEIC公式単語集」…買っては途中で止める、を繰り返してました。

なのになぜTOEIC845点が取れたのか。

答えはAnkiです。

Ankiを知ってから、単語の覚え方が根本的に変わりました。「頑張って暗記する」から「仕組みで記憶に定着させる」にシフトしたんですよ。

この記事では、Ankiの始め方・設定・使い方を全部書きます。英語学習における”記憶術”の話もします。

(高校時代、英単語テストで10点以下を連発してたやつが言ってます)

英語学習の机の上にあるノートとスマホ

忙しい人はここだけ読んで

  • Ankiとは: 「間隔反復」を使った無料のフラッシュカードアプリ
  • 何がいいか: 「忘れそうなタイミング」で自動的に復習させてくれる
  • どこで使えるか: PC(無料)・Android(無料)・iPhone(有料$25、買い切り)
  • おすすめデッキ: “Core 2000”(日常英語)/ “TOEIC Vocabulary”(TOEIC対策)

Ankiとは何か?「間隔反復」の仕組み

Ankiは**間隔反復(Spaced Repetition System)**を使ったフラッシュカードアプリです。

間隔反復って何かというと、**「覚えていたら次の復習まで間隔を長くして、忘れていたら短くする」**という仕組みのこと。

人間の記憶には「忘却曲線」というものがあって、何かを覚えてから何もしないと、翌日には約74%を忘れる(エビングハウスの忘却曲線)と言われています。

でも、忘れる前に復習すると、記憶の保持期間がどんどん延びていくんですよ。

Ankiはこれを自動で計算して、「今日復習すべきカード」だけを表示してくれます。

従来の単語帳との違い

項目従来の単語帳Anki
復習タイミング自分で決める自動計算
すでに覚えた単語また全部やるスキップされる
苦手な単語見落としがち集中的に出る
継続のしやすさ意志力に依存システムに依存

めっちゃ差があるんですよ。時給換算すると、単語帳で100単語覚えるのと同じ時間でAnkiなら150〜200単語定着させられる感覚があります。

Ankiのインストール方法

PC(Windows / Mac)

  1. Anki公式サイト(https://apps.ankiweb.net/)にアクセス
  2. “Download”からOS対応版をダウンロード
  3. インストールして起動

完全無料です。

スマートフォン

  • Android: Google Playから「AnkiDroid」で検索 → 無料
  • iPhone: App Storeから「AnkiMobile Flashcards」→ $24.99(有料)

iPhoneの有料がちょっとネックではあるんですが、これはAnkiの開発者の収益源であり、PC・Androidは永遠に無料提供するための仕組みなので納得感はあります。時給換算すると、3000円払って1年間毎日使えば1日8円。めちゃくちゃ安い。

英語学習向けおすすめAnkiデッキ5選

Ankiの強みの一つが、他の人が作ったデッキを無料でダウンロードして使えること。

自分でカードを作る必要なく、すぐ学習を始められます。

1. Core 2000 / Core 6000(日常英語)

日本人のAnki英語学習者の間で一番有名なデッキ。日常英語の頻出単語が2000〜6000語収録されています。

英文・日本語訳・音声・例文が全部入ってるので、これ1つで「聞く・読む・意味を知る」が同時にできます。

2. TOEIC Vocabulary Deck

TOEICに頻出する語彙に特化したデッキ。TOEIC600→800を目指している人には必須レベルです。

TOEIC800点最短攻略についてはこちら →

3. English Grammar in Use

文法学習用のデッキ。「中学英語はわかるけど使えない」という人に。

英文法を一から学び直す方法についてはこちら →

4. 1000 Most Common English Phrases

フレーズ単位で覚えるデッキ。単語より実践的で、オンライン英会話での会話に直結する表現が多いです。

5. IELTS / 英検準1級 Vocabulary

IELTSや英検準1級以上を目指す人向けの高難度語彙デッキ。

英検準1級の勉強法はこちら →

Anki効果を最大化する設定・使い方のコツ

コツ1: 1日の新規カード数を制限する

Ankiの最初のミスは「張り切って1日50枚新規追加」です。

新規カードを増やすと、翌日以降の復習量が指数関数的に増えていく。3日後には「今日の復習200枚!!」となって絶望します。

おすすめは1日10〜20枚の新規追加。毎日コツコツが最強です。

コツ2: レビューの上限を上げる

デフォルト設定では1日の復習枚数に上限がかかってる場合があります。これを外すか、上限を高めに設定しておかないと、復習が溜まっていきます。

デッキ設定 → 1日の最大レビュー数 → 9999(実質無制限)に変更。

コツ3: カードに音声を追加する

テキストだけのカードより、音声付きカードの方が定着率が上がります。

Core 2000デッキは音声付きが多いですが、自分でカードを作る場合は音声を追加する手間をかける価値があります。

コツ4: 通勤時間に「復習だけ」やる

通勤時間は新規カードを追加するより「復習のみ」に使うと効率的です。

スマホでAnkiを開いて、復習カードを消化する。通勤片道35分 × 往復 × 20日 = 約23時間/月の確保ができる。この習慣だけで語彙定着のペースが変わります。

通勤時間の英語学習法についてはこちら →

Ankiと相性が良い英語学習法

Anki単体では完全な英語力はつきません。語彙の「定着」に特化したツールなので、他の学習法と組み合わせると効果が倍増します。

インプット(Ankiで覚えた単語を実際に聞く・読む)

ポッドキャストや英語動画を聞いて、「あ、Ankiで覚えたあの単語だ!」という体験を積み重ねていく。これが単語の「使える化」への第一歩です。

英語ポッドキャストのおすすめはこちら →

アウトプット(Ankiで覚えたフレーズを話す・書く)

覚えたフレーズをオンライン英会話やスピーキング練習で実際に使う。使った単語は記憶に残りやすいです。

英語日記で覚えた単語をアウトプットする方法も合わせて参考にしてみて。

オンライン英会話でAnkiの単語を実際に使う練習をする方法も効果的です。

スマートフォンでAnkiを使う様子

Ankiを英語学習全体の中でどう使うか

英語力全体を伸ばすには、

  • インプット: リスニング・リーディング(YouTube・ポッドキャスト・多読)
  • 語彙定着: Anki ← これ
  • アウトプット: オンライン英会話・スピーキング練習

のバランスが大事なんですよ。

英語学習アプリの比較はこちら →

Ankiで語彙を固めながら、オンライン英会話でアウトプット練習を並行する。これが僕のTOEIC380→845達成の学習サイクルでした。

まとめ: 単語帳3冊買って全部挫折した人こそAnkiを試してほしい

単語帳で挫折した原因の多くは、**「意志力に頼った暗記の仕組み」**にあります。

Ankiは仕組みで記憶させる。意志力は「毎日起動する」だけに使う。それだけで、単語の定着率が変わります。

始め方は簡単です。

  1. PCにAnkiをインストール(無料)
  2. AnkiWebで「Core 2000」を検索してダウンロード
  3. 1日10〜20枚だけ新規追加して、あとは復習するだけ

脳死でこれを続けるだけで、3ヶ月後には1000単語以上定着してます。 マジでやってくれ!!

単語を覚えることに時間を使いすぎているなら、今すぐAnkiに切り替えてください。そのコスト削減だけで、英語学習の質が劇的に変わります。


よくある質問

Q: Ankiは英語学習以外にも使えますか?

A: はい、Ankiはあらゆる暗記学習に使えます。英語単語に限らず、医学用語・歴史・漢字・プログラミングの文法まで幅広く対応しています。ただし英語学習においては特に「音声付きカード」との相性が良く、リスニング強化にも直結するので英語との親和性は特に高いです。

Q: Ankiの無料版と有料版(AnkiMobile)の違いは何ですか?

A: PC版(Windows/Mac)とAndroid版は完全無料です。iPhone版(AnkiMobile, $24.99)は買い切り型の有料版。機能はほぼ同じで、iPhoneで使いたい場合のみ費用が発生します。PC版で作ったデッキはAnkiWebを経由してスマホと同期できるので、「PCで作ってスマホで復習」という使い方も可能です。

Q: 1日何分くらいやればいいですか?

A: 新規カード10〜20枚なら復習込みで15〜20分が目安です。通勤時間片道35分 × 往復なら十分な時間が確保できます。大切なのは毎日続けることで、週1回まとめてやるより毎日少しずつの方が間隔反復の効果が高まります。

Q: Ankiのデッキを自分で作った方がいいですか?

A: 最初は既存デッキをダウンロードして使う方が効率的です。自作デッキは自分の弱点を集中的に潰すときに役立ちます。僕の場合、TOEICで間違えた単語だけを集めた「間違いコレクションデッキ」を自作したら、弱点の定着速度が2倍くらいになりました。


【2026年4月追記】 AnkiのバージョンがV25.02にアップデートされ、インターフェースが刷新されました。基本的な操作方法は変わっていませんが、設定メニューの場所が一部変わっています。旧バージョンのスクリーンショットで解説している記事を見るときは注意してください。本記事の内容は最新版に合わせて確認済みです。


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