英語会議で発言できなかった僕が、やっと口を開けるようになった話【社会人の英語恐怖症】
英語会議で発言できない社会人のために、TOEIC845点取得後も会議で沈黙し続けた筆者が実践した3つの解決策を公開。英語ミーティングが怖い・発言できないを克服する2026年版ガイド。
※当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。記事内のリンクから商品を購入すると、当サイトに報酬が支払われることがあります。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
TOEIC845点。
これ、胸を張って言える数字だと思ってた。
でも去年の10月、海外拠点との週次ミーティングで僕が発した言葉の合計は「Yeah」「OK」「I see」の3つだけでした。75分間のミーティングで。
(ここ書くのに30分悩んだ。普通に恥ずかしいんで)
スコアがあれば英語が使えると思ってた。完全に間違いでした。
この記事は、TOEIC845点取っても英語会議で発言できなかった僕が、何が問題だったかを分析して、実際に試して効果があった方法だけを書いています。「英語会議 発言できない」で検索してここにたどり着いた人、同じ状況だと思うんで、正直に全部書きます。
忙しい人はここだけ読んで
- 問題の本質は「スコア」じゃなく「会議の英語」という特殊スキル不足
- 解決策は「定型フレーズの暗記」「割り込み練習」「オンライン英会話の模擬ミーティング」
- 3ヶ月で「Yeah」「OK」から「Actually, I think…」まで到達できた
何が悪かったのか:失敗の分析
失敗その1:TOEICの英語と会議の英語は別物
まず最初に認識を改めなきゃいけない。
TOEICのリスニングって、基本的に「聞いて理解する」テスト。でも英語会議は「聞きながら、考えながら、タイミングを見て、割り込んで、発言する」というマルチタスク。
この違い、でかすぎる。
TOEICの試験だったら「Mark will attend the meeting this Thursday.」みたいな文を聞いて選択肢から選ぶだけ。でもリアルの会議では「マークが木曜参加できるって言ったけど、いや待って、先週のあの件どうなったんだっけ、それ言いたいんだけどどのタイミングで言えば…」という思考を英語でやりながら喋らないといけない。
TOEIC845点でも英語会議で詰まる理由がここにあります。
失敗その2:「完璧な英語」を作ってから話そうとしていた
頭の中で文章を完全に組み立ててから話そうとしてた。
これ、日本語でもやったら会話遅れるんですよね。英語だともっと遅れる。
「I think that the proposal is… えーと… possibly worth… considering for… the next quarter…」みたいになって、完成する頃には話題が2個くらい先に進んでる。
失敗その3:割り込む「技術」を持っていなかった
英語の会議って、誰かが話し終わるのを待ってたら永遠に喋れないことがある。
特に海外の人同士の議論って、「そうだね」「でも〜」「いや、それより〜」とどんどん被せてくる。
「発言したいけど、どのタイミングで入ればいいかわからない」
これが一番キツかった。
スピーキング恐怖症の根本的な原因と克服法については、別記事で詳しく書いています →
転機となった出来事
2025年12月。上司(日本人・英語ペラペラ)に「英語会議、もっと参加したほうがいいぞ」と言われた。
「参加したいのに参加できてないんですよ!!」と言いたかったけど言えなかった(日本語で言えたけど)。
そこで素直に「英語会議でどうすれば発言できるようになりますか?」と聞いてみた。上司の答えが「最初は質問だけでいい。答えを言わなくていい。質問するだけの人でいろ」というもの。
この言葉で少し楽になった。
答えを出す必要はない。「That’s interesting — could you elaborate on the timeline?(面白いですね。タイムラインをもう少し教えてもらえますか?)」みたいな質問だけでいい。
この発想の転換が、僕の英語会議人生を変えました。
実践した正解ルート3つ
正解ルート1:会議前「3分間の台本作り」
会議前に3分かけて、その会議で絶対に言う1〜2文を台本として用意する。
完璧な発言じゃなくていい。「質問を1つする」だけでいい。
例えば「weekly sales update」のミーティングなら、アジェンダを見て「How does this compare to last month’s numbers?(先月の数字と比べるとどうですか?)」を事前に用意しておく。
この作業、最初は10分かかってたけど今は1〜2分でできる。で、用意した文を会議の最初の15分以内に絶対に言う。これだけ。
「1文言えた」という成功体験が積み重なると、徐々に自発的に発言できるようになってくる。
ビジネス英語の基本的な使い方・フレーズについては、こちらの記事で詳しく解説 →
正解ルート2:割り込みフレーズ10個の暗記
英語会議で「発言したいのに入れない」を解決するのが、割り込みフレーズの暗記。
以下を全部口が勝手に動くくらい練習した。
話題を切り替えるとき:
- “Actually, I have a question about that.”(実はそれについて質問があります)
- “Before we move on, I’d like to add something.”(次に進む前に、一言追加したいです)
- “Sorry to interrupt, but…”(割り込んでごめんなさい、でも…)
同意・反論するとき:
- “I agree, and I think we should also consider…”(同意します。加えて〜も検討すべきかと)
- “That’s a good point. On the other hand…”(いい指摘です。一方で…)
- “I’m not sure I agree. From my perspective…”(少し違う考えです。私の観点からは…)
理解確認するとき:
- “Could you clarify what you mean by…?”(〜というのはどういう意味ですか?)
- “Just to confirm, you’re saying that…?”(確認ですが、〜ということですか?)
- “I’m not sure I caught that. Could you repeat?”(聞き取れなかったのですが、もう一度)
これ、暗記するだけじゃなく、声に出して練習するのが超重要。
一人でできるスピーキング練習で、こういうフレーズを使う訓練法をまとめています →
僕は通勤の片道35分で音声を聞きながら復唱する練習を毎日続けた。
正解ルート3:オンライン英会話で「模擬ミーティング」をする
これが一番効いた。
オンライン英会話って「英会話」のレッスンとして使う人が多いと思うけど、僕はビジネスシナリオの模擬ミーティングとして使い始めた。
「あなたは海外拠点のマネージャー役をしてください。私はサプライヤー担当で、この週次レポートについて議論します」みたいなシナリオを作って、25分間を疑似ミーティングとして使う。
ちょっと話逸れるけど、これを最初に試したのがフィリピン人講師のいるオンライン英会話で、正直「ちゃんとビジネスシナリオに対応してもらえるかな?」と不安だった。でも全然問題なくて、むしろこういうロールプレイが得意な講師が多かった。
フィリピン人講師 vs ネイティブ講師の違いについてはこちら →
実際に3ヶ月使ったオンライン英会話の詳しいレビューはこちら →
正直に言う:3ヶ月やって、できたこととできなかったこと
できるようになったこと:
- 会議で毎回1〜2回は発言できるようになった
- 「割り込み」が自然にできるようになった(Sorry to interrupt が口癖になった笑)
- 質問を英語で準備する習慣がついた
まだできていないこと:
- 即興でのウィットある発言(“That reminds me of…” みたいなやつ)
- 複数の外国人が同時に話し始めた時の対処
- ネイティブの早口スラング混じりの議論
正直「英語会議が得意」とはまだ言えない。発言はできるようになったけど、「自分の意見を積極的に主張できてるか」というと微妙。
でもこれ、日本語でもそういう人いるじゃないですか(笑)。僕も日本語でも会議でそんなにバリバリ発言する方じゃないので、「英語のせいで発言できない」は少なくとも脱出できた、くらいの話です。
この方法をおすすめしない人
正直に言います。以下の人には向かないかもしれない。
- TOEIC500点以下の人: まず基礎力(リスニング・文法)を上げないとフレーズ暗記が空回りする。先に基礎を固めてほしい
- 「英語会議に参加しない」選択肢がある人: 無理に英語会議に入らなくてもいい環境なら、まずは英語力全体を上げることに集中してもいい
- ビジネス英語フレーズだけ覚えればいいと思ってる人: フレーズは入口に過ぎない。実際の会話力がないとフレーズを使いこなせない
ビジネス英語のメール・文書でよく使う表現と書き方はこちら →
「ここまで読んでくれた人に正直に言うと」
英語会議で発言できないのって、けっこうメンタルにくる。
自分が「英語できない人」だと思われてる気がして、どんどん縮こまる。TOEIC845点あっても、会議で黙ってたらそう見えるんですよ。
「英語のスコアより、ちょっと勇気出して1文言ったかどうかの方が評価される」
これ、上司に言われた言葉なんですが、ほんとにそうだと思う。
TOEICのスコアは評価されにくいけど、「あいつ英語でちゃんと発言してるな」は見えやすい。
完璧じゃなくていい。台本通りの質問1つでいい。まず今日の会議で1文だけ英語で言ってみてください。
よくある質問
Q: 英語会議でいつも「黙ってうなずくだけ」になってしまう。TOEIC600点でも発言できるようになれる?
A: なれます。実は「発言できない」の原因はTOEICスコアより「会議用のフレーズとタイミング感覚の不足」にあることが多い。600点でも「Could you elaborate on that?」の1文を言えるかどうかは練習次第です。まず割り込みフレーズ10個を暗記して、次の会議で1つだけ使ってみてください。
Q: 英語会議のために毎日何時間勉強すれば間に合う?
A: 「毎日30分」で十分です。内訳は「フレーズ暗記・音読15分 + オンライン英会話の模擬ミーティング週2回(25分)」が現実的なペース。通勤時間を使えば「ゼロ時間追加」でもこなせます。焦って無駄に詰め込むより、週次ミーティングのたびに「今日は1回発言する」を積み上げる方が速く改善します。
Q: 外国人の英語が早すぎて何を言っているかわからない。発言以前の問題では?
A: リスニング強化と「わからない時のフレーズ」を使う練習を同時に進めるのがベスト。「I’m sorry, could you speak a little slower?」や「Could you repeat that?」と言える勇気が先に必要な場合もあります。聞き取れないまま黙ってうなずくより、確認を取る方が圧倒的に評価されます。シャドーイングでリスニング力を上げながら、確認フレーズを口癖にするのが2026年のスタンダードな対策です。
Q: 英語会議に向けたオンライン英会話の選び方は?
A: 「ビジネスコース」または「フリートーク対応」を重視してください。フリートークが上手な講師は模擬ミーティングのロールプレイにも柔軟に対応してくれます。費用を抑えたいならフィリピン人講師のサービス、より実戦に近い感覚を得たいならネイティブ講師という選び方が多いです。オンライン英会話の比較記事で各サービスの特徴を詳しく解説しています。
Q: 英語会議の準備に使えるビジネス英語の教材はある?
A: ビジネス英語に特化した教材なら「Business Result(Oxford)」「Market Leader(Pearson)」が定評あります。ただ教材よりも「実際の会議アジェンダを使ったシミュレーション」の方が即効性は高い。自分の職場で実際に出てくる英単語・フレーズをリスト化して暗記する、という方法が一番コスパがいいです。
追記(2026/05/20):会議後のフォローアップメールが発言力を上げる意外な方法
最近気づいたことを追記しておく。
英語会議で発言できなかった日でも、会議後すぐにメールで「I wanted to add…」と補足を送るようにしたら、次の会議で発言しやすくなった。
理由は2つ。
- 「言えなかったことをメールで言う」という習慣が「次の会議では直接言う」への橋渡しになる
- メールを通じて「ケンタはこういう意見を持っている人だ」という認識が相手に生まれ、会議中にも話しかけてもらえるようになった
英語メールのフレーズや書き方は、ビジネス英語メールの書き方・フレーズ集にまとめてあるので参考にしてみて。
「会議で発言できない」の問題は、会議だけで解決しようとしなくてもいい。前後の文脈を使って「英語で存在感を出す」という発想で考えると、急に選択肢が広がります。