TOEIC単語帳ランキング2026|金フレ・銀フレ・赤フレを3ヶ月使い倒した比較
TOEIC単語帳おすすめランキング5選。金のフレーズ・銀のフレーズ・Anki・キクTANをスコア帯別に比較。380点から845点まで伸ばした筆者が実際に使い倒した単語帳の選び方を解説。2026年最新版。
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「TOEIC単語帳、結局どれ買えばいいんですか??」
これ、めちゃくちゃわかります。
書店の英語コーナーに行くと、単語帳だけで20冊以上並んでて混乱するんですよ。Amazon検索したら「金フレ」「銀フレ」「赤フレ」って何が違うんだって話だし、キクTANとかmikanとかアプリもある。
ケンタです。TOEIC380→845点。留学なし・独学のみ。
2年前の2024年4月、新年度のやる気に満ちた僕が書店で最初に手に取ったのが金のフレーズでした。1,430円。意気揚々と帰宅して、1ページ目を開いた瞬間に絶望しました。
「これ、知らない単語ばっかりやん……」
2週間で積読確定。(ここ書くのに少し悩んだけど、正直に言います)
で、結論から言うと、TOEICの単語帳はスコア帯ごとに「最適な1冊」が全然違います。 「とりあえず金フレ」は600点以上の人向けのアドバイスです。
この記事では、僕が実際に使い倒した単語帳を、スコア別の最強ランキングで紹介します。
忙しい人はここだけ読んで
| 現在のスコア | 今すぐ買うべき1冊 |
|---|---|
| 〜400点 | 銀のフレーズ |
| 400〜600点 | 銀のフレーズ → 金のフレーズへ移行 |
| 600〜800点 | 金のフレーズ(これ一択) |
| 800点以上 | 赤のフレーズ |
この表だけで答え出てるんですが、「なぜそうなのか」「どう使うのか」を以下で解説します。
なぜ「金フレ1択」は正確じゃないのか
英語学習ブログを読むと、だいたい「TOEIC単語帳は金フレで決まり!」って書いてある。
でも、これは現在600点以上ある人向けの話です。
400点台の人が金フレを買うと起きること:
- 「TOEIC頻出」と書いてあるのに知らない単語だらけ → 自信喪失
- 1日30語覚えようとして20語で力尽きる → 積読
- 結果「Duolingoだけ続けてる」に戻る(※これ僕です)
英語学習でやめて正解だったこと5選でも書きましたが、自分のレベルに合っていない教材は「頑張った感だけあって効果がない」最悪のパターンです。
では本題。実際に使ってみた単語帳のリアルな評価を書きます。
TOEIC単語帳おすすめランキングTOP5
🥇 1位:金のフレーズ(TOEIC 600〜800点の人)★★★★★
実際に使った期間: 約4ヶ月(TOEIC 600点突破後) 効果実感: ★★★★★ 継続しやすさ: ★★★★☆ コスパ: ★★★★★
TOEIC頻出単語を1,000語、フレーズ(文脈)付きで収録した定番中の定番。2013年発売なのに今でも売れ続けてる理由が使えばわかります。
何がすごいかというと、「単語をフレーズごと覚える」設計がTOEICと相性抜群なんですよ。
例えば「attend」という単語。「出席する」とだけ覚えるより、「attend the annual meeting(年次会議に出席する)」でセットで覚えた方がPart3,4の音声でも引っかかりやすい。TOEIC本番の文脈に近い形で単語が頭に入ってる状態になります。
僕の使い方(効果があったやつ):
mikanアプリに金フレの単語を入れて、朝の通勤電車35分で100語を高速フラッシュ。知ってる単語はサクサク、怪しい単語はペースを落とす。夜寝る前に怪しかった単語を50語復習。
これを2ヶ月続けたら、「初見の英文で知らない単語が激減した」感覚が出てきました。TOEIC 650→780点のジャンプアップはほぼ金フレのおかげです。
正直ここは微妙だと思った:
800点を超えてPart7(長文読解)に挑むと、金フレに載っていない単語が出てきます。「recalibrate」とか「consortium」とか、日常英語ではまず使わない単語。金フレは「800点レベルまでは完璧にカバーするが、990点レベルには届かない」です。
「800点を最短で取りたい」人には金フレで十分、「とにかく高いスコアを取りたい」人は後述の赤フレも必要。
🥈 2位:銀のフレーズ(400点以下〜600点の人)★★★★☆
実際に使った期間: 約3ヶ月(TOEIC対策を始めた最初の時期) 効果実感: ★★★★☆ 継続しやすさ: ★★★★★ コスパ: ★★★★★
金フレで挫折した僕を救ってくれた1冊です。
金フレの「入門版」で、TOEIC 500点以下レベルの頻出単語を1,000語収録。難易度設定が初心者に最適で、「この単語は知ってた」「これは知らなかった」の比率が適度な感じになります。
銀フレが初心者向けとして優れている点:
「知ってる単語が増えていく」感覚が得やすい。英語学習で最初の3ヶ月が一番挫折しやすいですが、銀フレを使うと「今日も10個覚えた」という達成感が積み重なりやすい。
1ページ(10単語)を3日連続で見てから次のページへ。これを徹底したら3ヶ月でTOEIC380→495点に上がりました。単語力だけでこれだけ変わります。
おすすめしない人:
600点以上あるなら物足りないです。時間の無駄になるので迷わず金フレへ。
🥉 3位:Anki(全スコア対応)★★★★☆
実際に使った期間: 1年以上(現在進行中) 効果実感: ★★★★★ 継続しやすさ: ★★★☆☆(初期設定コストあり) コスパ: ★★★★★(基本無料)
厳密には「単語帳」じゃなくてフラッシュカードアプリですが、TOEIC単語学習においてAnkiは外せないので3位にランクインさせました。
Ankiの最大の武器は忘却曲線に基づいた自動復習スケジュール。エビングハウスの忘却曲線によると、学習から1日後に74%を忘れます。Ankiはそれを逆手に取って、「今から24時間後、3日後、1週間後、1ヶ月後…」に自動でカードが出てくる仕組み。人間が最も記憶を定着させやすいタイミングを機械が管理してくれる。
僕の使い方(最強の組み合わせ):
紙の金フレで単語をインプット → Ankiにデジタルで入力して復習管理。
金フレで読んで「これ重要そう」と思った単語だけAnkiに登録する。全部入れると管理しきれなくなるので、「TOEIC本番で3回以上見た単語」か「意味を迷った単語」だけ入れるルール。
Ankiの具体的な設定方法・使い方はAnkiで英語単語を効率的に覚える完全ガイドにまとめているので、使ったことない人はぜひ。
ぶっちゃけここが微妙:
初期設定が少し面倒です。デッキ(単語カードの束)を自分で作るか、既存のTOEIC向けデッキをダウンロードする必要がある。「今すぐ単語帳を開いて始めたい」人には、最初の設定コストが気になるかも。
4位:キクTAN TOEIC L&R TEST Score 600★★★☆☆
実際に使った期間: 1.5ヶ月(試して途中離脱) 効果実感: ★★★☆☆(個人差あり) 継続しやすさ: ★★★★☆ コスパ: ★★★☆☆
「聞いて覚える」をコンセプトにした単語帳。音声でリズムに乗って単語を覚えます。
正直に言うと、僕には合いませんでした。1.5ヶ月で「自分は視覚派だな」と気づいて離脱。
ただ、耳で覚えるのが得意な人には金フレより合うかもしれないのも事実で、キクTANで英語力を伸ばした人を複数知っています。ダメだったのは完全に僕の学習スタイルとの相性の問題。
こんな人におすすめ:
- 音声を聞きながら覚えるのが得意な人
- 通勤中にリスニングしながら単語を覚えたい人
- テキストを見るより耳の方が定着しやすい人
5位:赤のフレーズ(800点以上を目指す人)★★★★☆
実際に使った期間: 約3ヶ月(845点取得後に使用開始) 効果実感: ★★★★☆(800点以上の人向け) 継続しやすさ: ★★★☆☆ コスパ: ★★★★☆
金フレの「超上級版」。TOEIC990点を狙うレベルの単語1,000語を収録。
大事なことを先に言います: 800点以下の人には不要です。完全に。
使い始めたのはTOEIC845点を取ってから。Part7の長文で「金フレにもない単語が出てくる」問題を解決するために購入しました。
「これ日常で使うか??」ってなるマニアックな単語も入ってますが、TOEIC990点レベルになると実際に出題されます。「もっと上のスコアが欲しい、英語を仕事でガチガチに使いたい」という人向けの1冊。
スコア別・最強の使い方まとめ
| スコア | Step 1 | Step 2 | Step 3 |
|---|---|---|---|
| 〜400点 | 銀フレを1日50語 | 銀フレを3周 | 金フレへ移行 |
| 400〜600点 | 銀フレを完成させる | 金フレに切り替え | Ankiで復習管理 |
| 600〜800点 | 金フレを1日100語 | Ankiで定着管理 | 3〜4周で完成 |
| 800点〜 | 赤フレを追加 | 金フレ+赤フレで網羅 | 実践英語でアウトプット |
ちょっと話逸れるけど、単語帳の選び方より「どう使うか」の方が100倍大事なんですよ。
金フレを1周しただけで「やった!」ってなる人がいるんですが、1周じゃ定着しません。3〜4周は最低でも必要。英単語の効率的な覚え方でも書いてますが、「1冊を3周」と「3冊を1周」では、前者の方が圧倒的に記憶に残ります。
通勤時間で単語をどれくらいカバーできるか
実際に計算してみました。
通勤片道35分 × 往復 × 20日 = 約23時間/月
この時間を単語学習に使うと:
- 金フレ1,000語 ÷ 1日100語 = 10日で1周
- 月23時間 = 2〜3周できる計算
3ヶ月で8〜9周回せる。これだけ繰り返したら、ほぼ全単語が「瞬間的に意味が出る」状態になります。
TOEIC単語学習でやりがちな失敗3選
失敗1:複数の単語帳を同時にやる
NGです。金フレ + 銀フレ + キクTAN を同時進行しても全部中途半端になる。「1冊を完成させてから次へ」の鉄則を守ってください。
失敗2:「一度覚えた」で終わりにする
エビングハウスの忘却曲線によると、1日後に74%を忘れます。金フレを1周して「よし覚えた!」と思っても、1週間後にはほぼ忘れてる。繰り返しが全てです。
失敗3:フレーズを無視して意味だけ覚える
「graduate = 卒業する」だけ覚えても、TOEICでは「a recent college graduate(最近大学を卒業した人)」という形で出てきます。フレーズごと覚えないと本番で使えない。
よくある質問
Q: TOEIC単語帳、金フレと銀フレどっちを買うべきか迷っています
A: 今のTOEICスコアで即決できます。600点未満なら銀フレ、600点以上なら金フレ。どちらか迷うくらいのスコアなら、まず銀フレを選んで確実に自信をつけてから金フレに移行するのが安全です。
Q: 単語帳は紙とアプリ、どちらがいいですか?
A: 「紙でインプット → Ankiでデジタル復習管理」の組み合わせが最強です。紙で最初に触れて、覚えにくい単語だけAnkiに登録する。アプリだけだと初期設定コストがかかり、紙だけだと復習管理が手間になる。両方の長所を使い分けるのが効率的です。
Q: 1日何語ずつ覚えれば良いですか?
A: 100語/日を目安にしていますが、これは「新規100語 + 復習」込みの数字です。新規だけで100語は多すぎます。新規50語 + 昨日の復習50語の合計100語が継続しやすいペースです。時間がない日は新規ゼロにして復習だけでもOK。
Q: 金フレを3周したけど覚えられている気がしません。どうすれば?
A: 「知ってる」と「瞬間的に意味が出る」は別物です。金フレを見て「あー知ってる」レベルは覚えてない。「英語を見た瞬間0.5秒で日本語が出る」状態を目指す。テストするなら単語カードを逆向き(英語→日本語)でなく、日本語→英語方向でも練習するといいです。
Q: 銀フレを終えたら、すぐ金フレに移っていいですか?
A: 「銀フレを3周して8割の単語が瞬間的に意味が出る状態になった」なら金フレへGOです。「一応全部見た」レベルなら銀フレをもう1周してから移行。焦って移行すると、金フレで再び挫折するリスクがあります。TOEIC800点への最短攻略ガイドでもスコア別の移行タイミングを解説しています。
追記(2026/06/01):梅雨時期こそ単語帳を回しやすい
ちょうど今(6月)は梅雨入りで、外に出たくない日が多い時期。こういう「どうせ家にいる」タイミングこそAnkiをぐるぐる回せる絶好のチャンスです。
最近気づいたこと。金フレのフレーズを「実際の会話で使えるかどうか」を意識しながら覚え直したら、定着率が体感で1.2〜1.5倍上がりました。「意味を覚える」じゃなくて「使える状態にする」を目標にするだけで、覚え方が変わります。
TOEIC全体の勉強法ロードマップと組み合わせると、どの時期にどの単語帳を使うべきかが明確になります。単語帳は「英語力の土台」なので、ロードマップを見ながら計画的に進めてください。