英語の資格、何を取ればいいの?就職・転職・留学別の正解をQ&Aで解説【2026年版】
就職・転職・海外赴任でどの英語資格が有利か、TOEIC/英検/TOEFL/IELTSの選び方をQ&A形式で徹底解説。TOEIC845点取得者が目的別の最適ルートを本音で答えます。2026年最新版。
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英語の資格、何を取ればいいの?就職・転職・留学別の正解をQ&Aで解説【2026年版】
「英語の資格、何取ればいいですか?」
今年に入ってから職場の後輩5人、友人グループで3人、Xのリプでも何件か来た。みんな悩んでる。
ぶっちゃけ、「英語の資格」って一言で言っても、TOEIC・英検・TOEFL・IELTSって全部別物なんですよね。スポーツで例えると、野球のバットでサッカーしようとしてるくらい的外れな選択をしてる人が多い。
僕自身はメーカーに就職して海外営業部に配属されてから英語を本格的に始めた組。TOEIC 380点からスタートして、留学なし・独学で845点まで上げた。その過程でTOEICを軸に英検・TOEFL・IELTSも一通り調べたので、今日は「目的別にどれを取ればいいか」をQ&Aで全部答えます。
ちょっと話逸れるけど——この記事、最初は「資格比較記事にしよう」と思ってたんだけど、書いてたらQ&A形式の方が圧倒的に読みやすいと気づいて全部書き直した(ここ書くのに45分悩んだ)。自分の目的と一致するQだけ読めばOKです。
Q&A一覧
- Q1: 就職活動でTOEICは何点あれば使える?
- Q2: 転職するとき、TOEICと英検どっちが評価される?
- Q3: 留学・ワーホリなら英検・TOEFL・IELTSどれ?
- Q4: 海外赴任・駐在を目指すなら何を取るべき?
- Q5: 英語を仕事で使わない職種でも資格って取った方がいい?
- Q6: TOEIC 600点台で止まってる。TOEFLに切り替えた方が伸びる?
- Q7: 英検準1級とTOEIC800点、難しいのはどっち?
Q1: 就職活動でTOEICは何点あれば使える? {#q1}
就職活動でTOEICを「使える」水準を、正直に書きます。
600点: 書いてもいいが、あまり期待しない 外資系・商社・メーカーの海外部門では正直弱い。「一応TOEICあります」くらいの印象。
700点: 中堅〜大手の一般職では十分アピールになる 「英語が多少できる」の証明として機能する。国内メーカーや金融の一般職なら十分に戦える水準。
800点: 多くの場面でアドバンテージになる 商社・外資系・グローバルメーカーで「英語ができる人材」として見てもらえる水準。
860点以上: “英語は問題ない”の証明 外資系や商社の英語重視職種ではここからが本番。採用担当に「英語は大丈夫ね」と思わせられる。
ただし、一個正直に言っておきたいことがある。
TOEICのスコアは「読み・聞き」の能力であって、「話す・書く」は別物です。
TOEIC 900点持ちなのに実際の打ち合わせで一言もしゃべれない人、前職でも普通にいた。採用担当もそれを知ってるので、スピーキング重視の職種では英語面接が別で設定される。就職でTOEICを活かすなら、オンライン英会話で話す練習も並行でやるのが正解です。
Q2: 転職するとき、TOEICと英検どっちが評価される? {#q2}
結論: 転職市場では圧倒的にTOEIC。英検は新卒採用・教育業界向け。
理由は単純で、企業の採用担当がTOEICに慣れているから。「英検準1級です」って言っても、「それって何点相当だっけ…?」ってなるケースがある。TOEICなら「730点です」で即座にイメージが伝わる。
例外があって、教育業界・語学教室・英会話スクールでは英検が高評価です。準1級〜1級を持っていると、講師・インストラクター採用で明確に有利。英語系の国家資格(通訳案内士など)を狙うなら英検1級が有効なルートになる。
| 転職先 | 推奨資格 |
|---|---|
| 外資系・メーカー海外部門 | TOEIC 800点以上 |
| 商社・コンサル | TOEIC 860点以上 |
| 教育業界・英会話スクール | 英検準1級〜1級 |
| IT系スタートアップ | TOEICより実務英語力 |
| 国内企業の一般職 | TOEIC 700点あれば十分 |
TOEIC全般の勉強法はこちらの記事で詳しくまとめています。転職で使えるスコアを最短で取るならTOEIC800最短攻略ガイドも参考にどうぞ。
Q3: 留学・ワーホリなら英検・TOEFL・IELTSどれ? {#q3}
これが一番「目的に合わせて選ぶ」が大事なやつ。
アメリカ・カナダの大学・大学院への留学 → TOEFL アメリカ・カナダのほとんどの大学院はTOEFLスコアを要求します。目安はiBTスコア80〜100点(大学によって異なる)。
イギリス・オーストラリア・ニュージーランドへの留学 → IELTS ヨーロッパ・オセアニア系大学はIELTSが標準。スコア6.0〜7.0が一般的な入学要件。
ワーホリ(就労ビザ)→ 資格不要がほとんど オーストラリアやカナダのワーキングホリデービザに英語資格の提出は基本不要。ただ、現地で仕事を見つけやすくするためにIELTSを取っておく人は多い。
英検は? 英検は日本の資格なので、海外の入学・ビザ要件には基本使えません。英検1級はCEFRのC1〜C2相当として海外でも認知されるケースがあるけど、限定的です。
IELTSとTOEFLの詳しい違いはこちらの記事に書いてます。IELTSの具体的な勉強法はIELTSガイドもどうぞ。
Q4: 海外赴任・駐在を目指すなら何を取るべき? {#q4}
正直な話、「何を取れば海外赴任に行ける」という魔法の資格は存在しない。
会社によって評価基準が全然違うので。ただ、多くの日系企業で海外赴任の「最低ライン」として設定されているのはTOEIC 700〜730点。大手メーカー・商社では800点以上が実質的な目安。
ただし、ここがポイントなんですが——
海外赴任って、「英語のスコアがあれば行けるわけじゃない」んですよ。スコアより実際に海外の取引先とやり取りできるかが問われます。メール・会議・交渉・雑談。
4月の上司との面談で「あいつ英語できるよな?」って判断される瞬間は、TOEICの証書を見せるんじゃなくて、外国人取引先とのコミュニケーションを直接見られる場面。
僕の知り合いでTOEIC 820点持ちなのに「英語会議でほぼ黙ってた」って人がいて、赴任後に苦労したらしい。逆にTOEIC 650点だけど英会話を2年続けてた人は現地でバリバリやってる。「TOEIC+スピーキング実地練習」がセットです。オンライン英会話のコスト比較はこちらで確認できます。
Q5: 英語を仕事で使わない職種でも資格って取った方がいい? {#q5}
結論: 取れるなら取っておいた方がいい。でも無理にTOEICを目指さなくていい。
理由は2つ。
1つ目は将来の選択肢が広がるから。今は英語を使わない仕事でも、会社がグローバル化したり、転職でガラっと状況が変わることある。「英語できます」と「TOEIC 730点あります」じゃ信憑性が全然違う。
2つ目は純粋に知的体験が広がるから。仕事関係なく、英語で本を読んだり、海外YouTubeを字幕なしで見れたりすると単純に楽しい。好きな映画を原語で観る体験は、字幕版とは全然違う。映画・ドラマを使った学習法はこちらでまとめてます。
ただ、「仕事で全く使わない」なら急ぐ必要はない。まず英語学習のコスト計算をしてから、自分に合ったペースで進めた方がいい。「英語 = TOEIC」の思い込みは捨てて、興味から始める方が続く。
Q6: TOEIC 600点台で止まってる。TOEFLに切り替えた方が伸びる? {#q6}
これ、絶対に切り替えないでください。
TOEFLを否定してるわけじゃないんですよ。でも、理由が「TOEICで停滞してるから」ならNGです。
TOEFLはTOEICより格段に難しい(語彙・スピーキング・ライティングまで含む)。TOEIC 600点台の人がTOEFLを始めると、問題の難しさに圧倒されて「英語の自信」を失う可能性がある。
TOEIC 600台停滞の原因は大体決まってます:
- Part 5(文法)が遅い — 1問20〜30秒かけてる
- Part 7(長文)が時間切れ — 最後の10問を塗り絵してる
- リスニングとリーディングのバランスが崩れてる
「TOEICが伸びない = TOEICが合わない」じゃなくて、「伸ばす方法が間違ってる」場合の方がほぼほぼ多い。TOEIC 600から700への突破ガイドとTOEIC 500点台のQ&Aを先に読んでほしい。
Q7: 英検準1級とTOEIC800点、難しいのはどっち? {#q7}
一般的には英検準1級の方が難しいと言われてます。でも”難しさの種類”が違う。
| 英検準1級 | TOEIC 800点 | |
|---|---|---|
| 難易度感 | 難しめ | やや難しい |
| 必要語彙 | 約7,000〜8,000語 | 約4,000〜5,000語 |
| スキル範囲 | 読む・聞く・書く・話すの4技能 | 読む・聞くの2技能 |
| 試験頻度 | 年3回 | 毎月(年10回) |
| 受験料 | 約11,800円 | 約7,810円 |
| 評価される場 | 教育系・公務員試験 | 企業採用全般 |
英検準1級はライティング(英作文)とスピーキング(二次面接)があるので、総合的な英語力を問われます。一方TOEIC 800点は「読み・聞き」に特化した試験。
どっちが取りやすいかは人によります。僕みたいに「話すのが苦手」なタイプはTOEICの方が取りやすかった。逆に文法が強くて長文が得意な人は英検の方がスコアが出やすかったりする。
英検2級の次を狙う人は英検2級独学Q&A、英検準1級を狙う人は英検準1級ガイドを参考にどうぞ。
まとめ: 目的別の最短ルート一覧
| 目的 | おすすめ資格 | 目標 |
|---|---|---|
| 就職(国内一般職) | TOEIC | 600〜700点 |
| 就職(外資・商社・グローバルメーカー) | TOEIC | 800点以上 |
| 転職(ほとんどの業種) | TOEIC | 730〜800点 |
| 転職(教育・語学業界) | 英検 | 準1級〜1級 |
| 留学(アメリカ・カナダ) | TOEFL | iBT 80〜100点 |
| 留学(イギリス・オセアニア) | IELTS | 6.0〜7.0 |
| 海外赴任・駐在 | TOEIC+スピーキング実践 | 730点以上 |
| 汎用的な英語力証明 | TOEIC | 700点以上 |
「どれを取るか」よりも「なんのために取るか」が大事。目的が決まれば、勉強法も教材も自然と絞られてくる。「まずTOEICで700点を取る」は、ほとんどの社会人にとって最もコスパの高い選択肢です。
よくある質問
Q: TOEICと英検、両方取った方がいい?
A: 余裕があればどちらも持っておいて損はないですが、まず1つに絞ることをおすすめします。就活・転職がメインの目的ならまずTOEICを仕上げてから英検を考えるのが効率的です。「両方取らなきゃ」と分散するより、どちらかを確実に仕上げた方がコスパが高い。
Q: TOEIC SWも取った方がいい?
A: TOEIC SWはスピーキング・ライティングを測るテスト。外資系・翻訳・通訳系を目指すなら差別化になります。ただ、一般的なビジネス職ではTOEIC L&Rだけで十分なケースが多い。受験料も高め(約11,550円)なので、まずL&Rで800点以上を達成してから考えるのが現実的です。
Q: 30代・40代で英語資格を取るのは遅い?
A: 全然遅くないです。社会人は「理由がある英語学習」なので、スキマ時間の使い方次第でちゃんと伸びます。通勤時間を使った効率的な勉強法は通勤英語勉強法、40代以上向けの注意点は英語学習40代以上ガイドにまとめています。
Q: 英語資格を取っても話せるようにならないって本当?
A: 本当です。特にTOEICは読む・聞くの2技能しか測定しない。スコアが高くても「話す・書く」は別途トレーニングが必要です。資格取得と並行してシャドーイングやオンライン英会話をやらないと、「スコアはあるのに話せない」状態になりやすい。
Q: TOEIC・英検・TOEFLの有効期限は?
A: TOEICは公式には「スコアの有効期限なし」ですが、就職・転職提出では2年以内が望まれることが多いです。英検は永久有効。TOEFLとIELTSは入学・ビザ申請で2年以内のスコアが必要なケースが多い。就活・転職活動の直前にスコアを更新するのが賢い。
追記(2026/05/11): 5月から英語資格の勉強を始めた人へ。秋の英検(10月・11月)や秋冬のTOEIC公開テストを逆算すると、今からコツコツやれば5ヶ月ほどある。「今年は資格取る!」って決めた今日が一番始めやすいタイミングです。英語学習が「続かない問題」に悩んでる人は勉強習慣の作り方もぜひ読んでみてください。