英検準2級、2回落ちた話——3回目で合格した社会人独学の全記録【2026年版】
英検準2級に2回落ちた社会人が3回目で合格した独学勉強法を全公開。失敗の原因・使った教材・二次試験対策まで、リアルな体験談を2026年版で詳しく解説します。
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英検準2級に、2回落ちた。
しかも両方とも「まあ受かるやろ」ってナメた気持ちで受けた試験。TOEIC845点持ってるのに落ちた。
…普通に恥ずかしい話です。でも、せっかく2回も失敗したんやから、その経験を全部書いておく。なぜ落ちたか、何を直したか、3回目でどうやって合格したか。
これから英検準2級を受けようとしている社会人に、この失敗談が少しでも参考になれば。
1回目の失敗——「TOEIC845あるやん、余裕やろ」
去年の10月第2週の試験でした。
申し込んだのは8月末。「英検って就活のための試験やん、社会人が受けんでもええんちゃうか」と思いつつ、仕事で英語使う機会が増えて「資格として持っておきたい」と思って申し込んだ。
準備期間は約6週間。やった勉強は……正直ほぼゼロ。TOEICの勉強は続けてたから「そのまま受けたら受かるやろ」と完全にナメてた。
結果:一次試験通過、二次試験不合格。
スコアを見て「え?」ってなった。筆記はギリギリ通過してたのに、二次試験(英語面接)で落ちてた。
英検の二次試験、完全になめてました。「質問に答えるだけでしょ」って思ってたら、スピーキングのフォーマット(パッセージ音読→絵の描写→意見を述べる質問)が独特すぎて、当日ほぼ何もできなかった。
「パッセージを音読してから絵を描写してください」って言われても、何をどういう順番でやればいいか、フォーマットを知らない状態では詰んでました。
2回目の失敗——「今回は対策した。でも落ちた」
翌年1月の試験。ちゃんと二次試験対策をした。
「英検準2級 面接 問題集」をやって、フォーマットも覚えた。本番は前回よりは全然マシだった。
でも不合格。今度は一次試験のリーディングで落ちてた。
「あれ、なんで……」と思って分析した結果、原因がわかった。
長文読解のスピードが足りなかった。
英検準2級の長文問題、思ってたより分量が多い。TOEICの長文慣れてるつもりだったけど、英検のテキストは内容が「ちゃんと精読しないと解けない」系で、流し読みが通用しなかった。1問あたりにかけてる時間が長すぎて、後半が時間切れ。
(ここ書くのに30分悩んだ。2回落ちた人間が「原因はコレでした」ってドヤ顔で書くの、ちょっと恥ずかしい)
ちなみに二次試験でも自分の答えの精度が低かった箇所があって、一次と二次のダブルで改善が必要な状態だった。
3回目で合格した勉強法——全部書く
3回目は今年の6月試験(一次)に向けて、3月末から準備を開始した。準備期間は約10週間。
1日の勉強時間は40〜55分くらい。多い日は1時間超えたけど、平均すると45分くらいになった。
時給換算すると……参考書代が合計3,400円で、10週間×週5日×45分 = 約37時間。費用対効果的には悪くない自己投資だったと思う。
ちょっと話逸れるけど、英検って受験料が地味に高いんですよ(準2級で6,900円)。2回落ちてるから累計20,700円。「これ普通にオンライン英会話の1ヶ月分じゃん」ってなった。学習アプリとの費用対効果を考えたい人はおすすめ英語学習アプリ2026年版も参考に。
やったこと①:長文読解のスピード改善
根本原因がここだったので、まず優先した。
通勤時間を使った英語多読の習慣を意識的に作った。毎朝行きの電車で英文を読む。最初は英検の過去問じゃなくて、BBC Learning Englishの短い記事。「英語の文章を読むスピード自体を上げる」のが目的だったから、英検に限定しなかった。
仮説は「読む量が増えれば、スピードは自然と上がる」。
3週間後、英検の模擬問題を時間測って解いたら、最後の大問まで時間内に終わるようになってた。仮説正解。
やったこと②:単語を英検専用で詰め込む
TOEICと英検、出る単語が微妙に違う。
TOEICはビジネス系単語が多い(会議、契約、飛行機のアナウンス等)。英検は「社会問題・環境・科学・健康」系の単語が多い。ここのギャップが2回の失敗の盲点だった。
英単語の効率的な覚え方でも触れてるけど、単語帳は1冊に絞ってやり切る方が効果が出る。「でる順パス単 準2級(旺文社)」を1冊だけ選んで、脳死で1日20語ずつ進めた。10週間で約1,400語。
最初の2週間で知らない単語の多さに軽くショックを受けた。「TOEIC845あるのに知らない単語こんなにあんの?」って。TOEICとの守備範囲の違いを身をもって知った。
やったこと③:二次試験対策を早めに開始
前回の反省。一次試験の1ヶ月前から二次試験の練習を始めた。
具体的にやったこと:
- 音読練習(英検のテキストを音読。フォーマットの文体に体を慣れさせる)
- 絵の描写練習(“A woman is walking toward the station.”みたいなやつ)
- スピーキング自主練の習慣(声に出す時間を毎日5〜10分確保)
最初は「絵を英語で説明するって何やねん」ってなったけど、フォーマットを丸ごと覚えたら意外とできるようになった。
英検の二次試験は「英語力を問う試験」というよりも「指定されたフォーマットをこなす試験」って側面が強い。そこを理解してから練習効率が上がった。
やったこと④:リスニングを毎日継続
リスニングは毎日続けることが全て。
英検準2級のリスニングは、TOEICより問題が短くてスピードも違う。最初の2週間は英検のリスニング形式に慣れることだけに専念。過去問のリスニングを毎日1セット(約15分)聞いた。
リスニング力の伸ばし方でも書いたことがあるけど、形式への慣れと純粋なリスニング力は別物。英検のリスニングは「会話を聞いて要点を掴む」問題が多いので、そこのフォーマット慣れを意識した。
3回目は一次試験を全セクションで8割近い正答率で通過。二次試験も合格できた。
GW直前に合格通知が届いて、ちょっとGWが楽しくなった。
使った教材——正直評価つき
でる順パス単 準2級(旺文社) ★★★★★
迷わずこれ一択。英検専用の単語帳はこれ1冊で十分。2回落ちてた時は使ってなかったので、差が出て当然だった。
英検準2級 過去6回全問題集(旺文社) ★★★★☆
過去問は最低でも3回分はやった方がいい。問題の傾向を掴む意味で必須。ただ解説が若干不親切で「なぜこの答えなのか」がわかりにくい部分がある。そこだけ注意。
YouTube(英検準2級 面接対策チャンネル系) ★★★☆☆
二次試験のフォーマット確認に使った。参考になったけど、質が玉石混交なので一次試験が終わってから補助的に使うくらいがちょうどいい。
BBC Learning English(Webサイト) ★★★★★
無料で読める英語記事として最高。短め記事が大量にあって、通勤中に読むのに最適だった。
こんな人には英検準2級をおすすめしない
せっかくなのでぶっちゃけておく。
- 「資格を取ったら満足」で終わる人——費用対効果が低い。英語力を上げたいなら別の投資の方が効率的な可能性がある
- TOEICだけで業務が完結している人——英検とTOEICは目的が違う。必要性を感じないなら無理に取る必要はない
- 3ヶ月以内に取らないといけない人——ゼロから3ヶ月は厳しい。社会人なら6ヶ月以上の準備期間を見た方が安全
- 面接(スピーキング)が本当に無理な人——二次試験の回避手段はない。ここだけは覚悟してください
英検2級や準1級を目指す人はこちらも参考に。
→ 英検2級 独学合格ガイド(Q&A形式) → 英検準1級の勉強法完全ガイド
よくある質問
Q: 社会人で英検準2級を独学で取るのは現実的ですか?
A: めっちゃ現実的です。僕が証明してます(2回落ちてから合格してる)。ただし「準備なしでいける」は幻想。最低でも10週間・1日40分の勉強が必要。TOEICで700点以上あるなら、英検専用の対策をすれば合格できる可能性はかなり高い。
Q: TOEIC700点あれば英検準2級は楽勝ですか?
A: 楽勝ではないです。実際に2回落ちた人間が言ってるので間違いない。TOEICと英検は形式も出る単語も違うので、英検専用の対策が必須。特に二次試験(面接)はTOEICには存在しない形式なので、別物と思って準備してください。
Q: 英検準2級の勉強で一番やっておくべきことは?
A: 「でる順パス単 準2級」を全部やること。単語が取れれば読解もリスニングも底上げされる。単語帳1冊を9割覚えてから、あとは過去問で詰めていくのが最短ルートだと思う。英検はTOEICと出題語彙が違う点を忘れずに。
Q: 二次試験(面接)が怖いのですが、どう対策すればいいですか?
A: フォーマットを覚えることが全て。「パッセージ音読→絵の描写→質問2問」という流れは固定されてるので、過去問の面接カードを使って家で声に出して練習するだけで全然違う。英語が完璧じゃなくても、フォーマット通りに進められれば合格できる——というのが3回目での実感です。スピーキング練習法の記事も参考にどうぞ。
Q: 英検準2級と2級はどのくらい難しさが違いますか?
A: 準2級の合格後に2級を受けた感覚だと、2級の方がリーディングの長文が明らかに長くて、単語レベルも上がる。準2級で培った基礎はそのまま使えるけど、追加の対策は必要。英検2級の独学記事で詳しく書いてるので、準2級を取った後の参考にどうぞ。
【2026年4月追記】
合格後、英語コーチングの仕事で「英検準2級以上」という応募要件のある案件があることを確認できました。取っておいてよかった、ほんまに。
あと、合格証書の受け取り手続きが意外と面倒(笑)デジタル証書と紙証書の選択があるので、必要な方を申請し忘れないよう注意。