【英単語の覚え方】脳死で語彙が増える最強メソッド|TOEIC845点が教える効率的な暗記法

TOEIC845点の筆者が実践した英単語の効率的な覚え方を公開。忘却曲線を使った復習タイミング、語源・語呂合わせ・Ankiの使い方まで独学で語彙を増やす方法を完全ガイド。

英単語語彙暗記法AnkiTOEIC

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「単語帳、全然覚えられない。」

英語学習あるある第1位じゃないですか??

僕も最初はそうでした。単語帳を買って、最初の10ページを読んで、忘れて、また最初から読んで……みたいなループを3回繰り返した結果、単語帳に対して謎の恨みを持ち始めた時期があります(笑)

でも今は違う。「覚えられない」のは頭の問題じゃなくて、方法の問題です。

TOEIC380→845を達成する中で、英単語の覚え方を色々試してきました。効いたもの・効かなかったもの、全部正直に書きます。

英語の単語帳と勉強机の様子

「単語が覚えられない」本当の原因

まず前提を整理させてください。

単語が覚えられない原因は、ほぼ100%「復習のタイミングが間違っている」ことです。

エビングハウスの忘却曲線って聞いたことありますか?

人間は何かを学習した後:

  • 20分後:42%を忘れる
  • 1時間後:56%を忘れる
  • 1日後:67%を忘れる
  • 1週間後:77%を忘れる

つまり、何も復習しないと1週間で覚えた単語の8割近くが消える。でも、適切なタイミングで復習すれば定着率は劇的に上がる。

多くの人がやってしまうのが「単語帳を1ページ目から順番に読み続ける」方法。これだと最初に覚えた単語を次に見るのが数日後になってしまい、その頃には忘れてる。

正しいのは分散学習(スペーシング)。覚えた後の決まったタイミングで復習することで、脳への定着を最大化する方法です。

最強の単語暗記システム:Ankiを使え

分散学習を自動でやってくれるのが**Anki(アンキ)**というフラッシュカードアプリです。

Ankiは「SuperMemo」という忘却曲線の研究に基づいたアルゴリズムで、それぞれの単語を「次にいつ復習すべきか」を自動計算してくれます。

  • 簡単だと答えた単語 → 次の復習は4日後
  • 難しいと答えた単語 → 次の復習は翌日

脳死で「今日の復習セット」をこなすだけで、最効率で単語が脳に刻まれていく仕組みです。

Ankiの始め方(超簡単):

  1. 公式サイトからアプリをダウンロード(PC版は無料、iOS版は有料だがAndroid版は無料)
  2. 「TOEIC 英単語」「英検2級 単語」などで既製デッキを検索・インポート
  3. あとは毎日通知が来たカードをこなすだけ

「Ankiデッキを自作するの大変そう……」って思うかもしれないけど、共有デッキを使えば大丈夫。最初から全部自作する必要はないです。

これがほんまに最強の単語暗記ツールです。全人類使った方がいい。

単語帳は「1冊」に絞れ

単語帳は複数買わなくていいです。1冊を完璧にする方が100倍効果があります。

TOEIC対策なら「金のフレーズ(TEX加藤)」一択。英検なら「でる順パス単」。英語全般なら「DUO 3.0」あたりが定番です。

単語帳を選んだら、その1冊を繰り返し繰り返し繰り返す。

「また同じ本読むの??」って思うかもしれないけど、これが正解なんですよ。1冊3周の方が3冊1周より確実に定着します。

単語帳の使い方:3ステップ

Step 1(1周目):とりあえず全部見る 正確に覚えようとしなくていい。「なんとなく見た単語」を作るフェーズ。1日50〜100語のペースで。

Step 2(2周目):覚えてないものに集中 1周目で「怪しい」と感じた単語にチェックをつけておく。2周目はそのチェック済み単語だけやる。

Step 3(3周目以降):チェックの残りを潰す 2周目でまだ覚えられてないものだけに絞る。どんどん減っていく感覚が気持ちいい。

これを繰り返して「全単語の8割は即答できる」状態を目指してください。

カフェで英語学習をしている様子

語源で覚えると暗記が3倍速くなる

「知らない単語でも意味が推測できる」——これが語源学習の強みです。

例えば「trans-」というプレフィックスは「〜を越えて」「移転」の意味を持ちます。

  • transport(輸送する)→ 運んで「越える」
  • translate(翻訳する)→ 言語を「越えて」
  • transfer(転送する)→ 「越えて」移す
  • transform(変形する)→ 形を「越えて」変える

“trans-”を1つ覚えると、関連する単語の意味が推測できるようになる。コスパ最強の暗記法なんですよ。

他の覚えておくと便利なプレフィックス:

プレフィックス意味
pre-前にpreview, predict, prevent
re-再びreview, return, rebuild
un-否定undo, unhappy, unclear
ex-外に・前のexport, exit, ex-president
over-超えて・過度にovercome, overwork, overdue

語源の本でおすすめは「英単語の語源図鑑(かんき出版)**」。絵で説明されてて視覚的に覚えやすいし、1ページ読むだけで複数の単語が一気に入ってくる感じ。

文脈で覚える:例文セットが最強

単語を単体で覚えるより、例文ごと覚える方が定着率が高いです。

なぜかというと、人間の記憶は「文脈」と一緒に保存される仕組みだから。単語単体だと記憶の引っかかりが少ないけど、例文があると「あの文の中で出てきた単語」として思い出しやすくなる。

DUO 3.0」という単語帳は、1560語を560の例文に凝縮した設計で、この「文脈で覚える」アプローチを取っています。TOEICにもビジネス英語にも対応した単語が多く、社会人の英語学習者に特に人気があります。

単語帳を選ぶ時は「例文がしっかりついているか」を確認してみてください。

通勤時間を最大活用する学習プラン

僕の場合、通勤片道35分×往復×20日 = 約23時間/月を単語学習に使ってました。時給換算すると相当な自己投資になる。

通勤フェーズ学習内容時間
朝の乗車直後Ankiの今日のカードを消化15〜20分
朝の残り時間単語帳の新しいページを流し読み10〜15分
帰りの電車朝に見た単語を思い出しクイズ15分
寝る前(任意)今日覚えた単語を3つだけ復習5分

これだけで、1ヶ月で覚えられる単語数は500〜700語くらいになります。

「脳死でAnkiをこなすだけ」の状態を作れると、英単語の暗記は苦じゃなくなります。最初の2週間が一番きつい。そこを乗り越えると習慣になります。

習慣化の詳しいコツは英語学習の習慣を作る方法の記事でまとめてるので参考にしてみてください。

覚えた単語を「使える」にするために

単語を覚えるだけでは「知ってるけど使えない」状態になりやすいです。インプットと並行して、アウトプットの場を作ることが大事。

英語日記を書く

覚えた単語を使って英語で日記を書く練習は最高のアウトプット。完璧な英文じゃなくていい。1日3〜5文だけでも効果があります。

詳しい方法は英語日記のやり方でまとめています。

オンライン英会話で使ってみる

覚えた単語をオンライン英会話のレッスンで意図的に使う。「今日はこの単語を会話の中で使う」という目標を持ってレッスンに臨むと、単語が自分のものになっていく感覚があります。

コスパが良くて単語を使う練習ができるサービスを知りたい人は英語学習のコスト分析記事も読んでみてください。

英語の参考書と学習アイテム

よくある失敗パターン:僕もやった

失敗①:英単語アプリを3つ同時に使う

mikan、英単語アプリ、Anki……全部同時進行はダメです。どれも中途半端になる。

1つのツールに集中してください。

Ankiが最強だと思ってるので、まずAnkiだけ使ってみてほしい。

失敗②:1日に大量に詰め込む

「今日は100単語覚えるぞ!!」的なやつ。1日で大量に入れても翌日には9割忘れます。

それよりも「毎日30単語 × 30日」の方が圧倒的に長期定着します。

失敗③:発音を無視して目で覚える

単語を目で覚えるだけだとリスニングで出てきた時に「知ってるはずなのに聞き取れない」が起きます。

単語は必ず音声と一緒に覚える。Ankiの音声機能やGoogle翻訳のTTS(音声読み上げ)を活用してください。

発音の重要性については英語の発音改善ガイドでも詳しく書いてます。

まとめ:英単語は「方法」を変えれば絶対に増える

英単語を効率よく覚えるポイント:

  • Ankiで分散学習(忘却曲線に逆らうな)
  • 単語帳は1冊を3周(複数買うな)
  • 語源を覚えてまとめて推測できるようにする
  • 例文ごと覚えて文脈での定着率を上げる
  • 覚えた単語はアウトプット(日記・英会話)で使う
  • 毎日少量継続(100語より30語を毎日)

「覚えられない」は頭の問題じゃないです。方法の問題。

TOEIC380点の英語ゼロ人間だった僕が845点を取れたのは、才能じゃなくて正しい方法を知ったから。あなたも同じことができます。

語彙が増えてきたら、次のステップとして文法の土台も固めると表現の幅が一気に広がります。文法をゼロからやり直す方法も参考にしてみてください。

また、覚えた単語をリスニングでも使いたい人はリスニング力を3ヶ月で上げる方法を合わせて読むのがおすすめです。リスニングでよく聞こえない原因の一つが「発音を知らないまま単語を覚えている」ことだったりします。

TOEICのスコアに直結させたいなら、語彙だけでなくTOEIC800点への最短経路でPart別の対策も同時に確認しておいてください。

まずAnkiをダウンロードして、今日から始めてくれ。マジでやってくれ!!


【2026年5月追記】フレーズ単位で覚えると定着が早い

単語暗記を続けていて気づいたことがあります。

「単語単体」より「フレーズ込み」で覚えた方が、実際の会話や文章で引き出せる確率が段違いに高い。

たとえば「consecutive」を「連続的な」として覚えるより、「five consecutive days(5日連続)」のフレーズごと覚えると、後で文章を書く時や話す時に「あ、あのフレーズだ」と出てきやすい。

これはAnkiでも応用できます。単語カードの「表面: 単語」ではなく、「表面: フレーズ(空欄あり)」で作ると、使用文脈ごと脳に定着します。

フレーズ本との組み合わせ方も合わせてチェックしたい人は英語フレーズ本おすすめランキング2026も読んでみてください。単語暗記とフレーズ暗記は「別物」じゃなくて、うまく組み合わせると相乗効果が出ます。


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